殻破ペリカメ雨ザシアン[バトルレジェンド使用構築]
ブログではお久しぶりです!
はじめましての方ははじめまして、ウォーターと申します、よろしくお願いします。
今回は10月16日〜19日の日程で行われましたインターネット大会「バトルレジェンド」で使用した構築について書いていきたいと思います。
連日仲間大会が開催され、大会開催前から盛り上がっていたな〜と感じていました。
自分も言わずもがな仲間大会に参加して環境を知るとともに、毎日が楽しくてたまらなかったんですよね。
やっぱり伝説ありの対戦はいつもと違ったバトルが味わえていいなと改めて思いました。
それでは早速本題の方へどうぞ!
↑サムネ用
↑使用PTの画像です。
<簡単な構築経緯>
仲間大会に参加して色んな禁伝枠、良さそうな構築に触れていく中で、カジュアルバトルでマッチングした海外の方のカメックス+イエッサンにほぼ何もできず負け、その強さに驚いて自分でも使ってみることにしました。
カメックスのもう片方の相方としてあめふらしで天候を雨にして火力を上げる+おいかぜでSも確保できるペリッパー、雨ザシアンが強いと聞き、なら試してみようということで伝説枠はザシアンを採用。
雨ミラーに弱かったので雨PTのエースとしてよく採用されているキングドラに弱点をつけ、禁伝ともダイマックスして殴り合えるドラパルト。
このままだと相手のワイドフォース連打で厳しくなるのでエスパー技を無効にでき、炎打点を持ちかつねこだましで味方の展開をサポートできるガオガエンを採用してPT6体が決まりました。
<ポケモン紹介>
ザシアン@くちたけん
性格:ようき
特性:ふとうのけん
努力値:AS252、余りD
技:きょじゅうざん、ワイルドボルト、
みがわり、まもる
伝説枠、主に終盤のお掃除役として後ろから出すことが多かったです。
技構成について、メイン技となるきょじゅうざん、ターン稼ぎや変化技をやり過ごせたりと何かと便利なみがわり、まもるはすぐに決まりました。
あと残り一つ、ふういんや他のサブ技など色々試したあげく、最終的にPT単位で重い相手のみずタイプのポケモンにきょじゅうざんよりも大きなダメージを出せることに期待してワイルドボルトを選択しました。
実際初手に出てくるミロカロス相手にワイルドボルト+イエッサンのワイドフォースで出落ちさせる、後投げで出てくるギャラドスを返り討ちにできたりしたので大成功でした。
ペリッパー@オボンのみ
性格:ひかえめ
特性:あめふらし
実数値:167-×-121-160-91-86
努力値:252-×-4-244-4-4
H…ぶっぱ
BDS…端数
C…余り
技:なみのり、ぼうふう、
おいかぜ、まもる
カメックスの相方その1、主に裏から出して天候を書き換えてしおふきの火力を上げたり、おいかぜで味方が少しでも多く上から相手を攻撃できるようにサポートします。
攻撃技がなみのりなのはカメックスと合わせて相手の初手このゆびタスキトリルの行動を許さないようにするため、またおいかぜでほぼ無振りでも最速リザードンの上をとれるため対トリル用にSを落としたりせずS4振りとしています。
基本カメックスにダイマックス権を切るのですが、初手で積んで相手からのヘイトを集めた結果、相手にしおふきで負荷をかけた後そのまま落とされたり、また逆にダイマックスさせずにそのまましおふき連打させたいといった場面もあったりします。
要するに何が言いたいのかというと、ダイマックスを切れないザシアンとセットでペリッパーを後続に置くことが多いこの構築ではペリッパーにもダイマックスを切る事が頻繁に起きるということです。
なので雨を降らせるだけといった雑な扱いをせず、いつでもダイマックスできるようできるだけ体力を多く保たせながら立ち回るよう意識していました。
雨降らし要員としてニョロトノではなくペリッパーを選択したのも、一貫しやすいじめん技を無効にできて生存しやすいからという理由もあります。
ただ相手のでんき技所持率が思っていたよりも高く、メルメタルやウーラオスのかみなりパンチ、ソルガレオやザシアンのワイルドボルトで出落ちすることが少なからず起こったため、持ち物はソクノのみにするべきでした。
ザシアンにワイルドボルトを採用した段階で何故気付かなかったのか…
カメックス@命の珠
(キョダイマックス個体)
性格:ひかえめ
特性:あめうけざら
実数値:159-×-121-145-126-130
努力値:36-×-4-212-4-252
S…準速
H…10n-1、かつ16n-1
BD…端数
C…余り
技:しおふき、れいとうビーム、
からをやぶる、まもる
本構築の絶対的エース、初手に積極的に繰り出し、相手にできるだけ多くの負担をかけることを狙います。
このポケモンの強いところとして、
・同じ効果のキョダイマックス技を持つリザードン、マルヤクデ、セキタンザンと比べて4倍弱点がなく、不意の弱点技で落とされるリスクが少ない
・同じ効果のキョダイマックスを持つフシギバナと異なり、相手のザシアンからのきょじゅうざんのダメージを半減で受けられる
・殻を破る+全体技のしおふきで相手2体を一気に削り取る、またはキョダイホウゲキで相手1体を削り、拘束ダメージで相手の後続にもじわじわと負担をかけるという同タイプ技の2つの異なる攻撃手段を選択できる
この3点にあると思います。
ただ味方のイエッサンに頼り切ってただ単に積むことだけを考えていると、ワイドフォースやいわなだれ、じしんなどの全体技で簡単に削られるので注意が必要です。
火力が足りないので持ち物は命の珠、技を打つたびに体力が削られるのでしおふきと相性が悪いのではと思っていましたが、特性のあめうけざらで少しはリカバーが効くこともあり実際そんなには気になりませんでした。
努力値は殻破後すぐ下にS+1エースバーンの存在があるため安易にSは落とせず準速とし、珠ダメを最小限にするところまでHに振ってあります。
イエッサン(メス)@きあいのタスキ
性格:れいせい
特性:サイコメイカー
努力値:S最遅、HCぶっぱ、余りB
技:ワイドフォース、このゆびとまれ、
てだすけ、まもる
カメックスの相方その2、カメックスと一緒に初手から繰り出し、このゆびとまれで相手の猛攻からカメックスを守る役目を任せました。
他のこのゆび使いに比べてカメックスの天敵であるゴリランダーのグラスフィールドを書き換えることができるというメリットが強すぎるためイエッサンを採用しています。
ゴリランダーと同時対面した際に確実にサイコフィールドにするためにSは最遅としました。
イエッサンが攻撃する時は相手が初手からトリルをしてきそうな時のみで上から叩かれて何もできず落とされるといった心配をしなくていいため、攻撃時にSが遅いから不利をとったと感じたことはなかったです。
Hに振ってはいますが悪ウーラオスのあんこくきょうだでいとも簡単に落ちてしまうため、あんこくきょうだを含めたどんな攻撃でも1発耐えられるようきあいのタスキを持たせることに。
カメックスの攻撃性能を強化するためにてだすけを入れましたが、この枠は悪ウーラオスへの打点となるマジカルシャインの方が良かったなと思いました。
ドラパルト@ナモのみ
性格:ようき
特性:クリアボディ
努力値:ASぶっぱ、余りD
技:ドラゴンアロー、ゴーストダイブ
そらをとぶ、まもる
裏選出の物理ダイマックスエース、ザシアンに負けず劣らずの圧倒的なS種族値で上から相手の盤面を荒らしていきます。
ソルルナやネクロズマ、レシゼクやムゲンダイナ等に有効打を持つため、攻撃性能は相変わらず高かったです。
いかくやS操作を受けたくなかったため特性はクリアボディ、持ち物は悪ウーラオスやガオガエンの悪技のダメージを減らすためにナモのみを持たせました。
ダイマックス終了後の技に難があるため、安易な技選択をしないよう注意が必要です。
ガオガエン@フィラのみ
性格:ゆうかん
特性:いかく
実数値:201-149-120-101-133-58
努力値:244-4-76-4-180-0
HB…特化ソルガレオのダイアース確定耐え
S…最遅
AC…端数
技:フレアドライブ、うっぷんばらし、
しっとのほのお、ねこだまし
通称第2の禁伝枠、ガオガエン。
相手のトリル後の妨害になる他、多くの禁伝やゴリランダーに有利打点を持つため採用しました。
ドラパルトと合わせて出してねこだましで相手のおいかぜ展開を阻害しつつサポートしていきます。
無難に強かったのですが、フレアドライブとねこだまし以外の技2つや持ち物、努力値調整についてはまだまだ考察が甘かったと思いました。
特に努力値調整についてはB方面で日食ネクロズマの存在を忘れてたり、D方面でも月食ネクロズマのメテオビームやダイロックを考慮しなかったなど、大会後ではありますが反省しなきゃいけないところしかなかったです。
いかにタフなポケモンとはいえ、努力値調整や立ち回り次第であっさりと落とされることが多かったのもあり、今後の課題にしたいと思いました。
<主な選出パターン>
・表選出
先発:イエッサン+カメックス
後発:ペリッパー+ザシアン
雨が通っている、またカメックスである程度削れればザシアンを通せると判断した場合に選出します。
天候PTとの対戦時、基本的に晴れPT相手なら雨しおふきで、また砂PT相手なら雨キョダイホウゲキで削っていくことを目指していました。
裏にコータスがいる初手トリルPTにもこの選出。
刺さりによってはカメックスとザシアンの出し方を入れ替えて削りと掃除役を交代することも。
・裏選出
先発:ドラパルト+ガオガエン
後発:ザシアン@1
雨の通りが悪い、また明らかにダイマックスドラパルトを通せると判断した場合に選出します。
キングドラ入りの雨PTやエルフーンレシラムが同居している構築に選出していた印象です。
ガオガエンのいかくやねこだましでドラパルトをサポートしつつ、ドラパルトザシアンで上からの制圧を狙います。
この3体だと相手のガオガエンがキツいのでラストは基本カメックス、コータスと一緒ならペリッパーとしていました。
ザシアンとドラパルトの順番を入れ替えることも。
・対ガチトリル
後発:イエッサンorペリッパー+ザシアン
イエッサンとペリッパーの順番ですが、相手がねこだまし+トリックルームを狙ってきそうならイエッサン先発、このゆびとまれ+トリックルームを狙ってきそうならペリッパー先発としていました。
どっちもありそうならねこだましは後出しサイコフィールドで防げるため雨起動のペリッパー先発優先になります。
初手で負担をかけてトリルを貼られた後はトリルをいかにして枯らすかに全力を注いでいきます。
<戦績>
TNエルトリオ、計45戦30勝15敗
最高1730、最終1713
×◯◯×◯×◯×◯◯◯◯××◯
◯◯×◯◯◯◯×××◯◯×◯◯
◯◯×◯×◯◯◯◯◯×◯◯◯×
<終わりに>
ここまでご覧頂きありがとうございました!
最高最終ともに17帯で終えることができ、良かったなと思う自分がいる一方、もう少し頑張れば17後半覗けたかなーと悔しがる自分もいたり。
今後も常に上目指して頑張っていきたいなと思いました!
何かあればツイッター@waterpokepwprまでどうぞ!
追加、修正等あれば気づき次第更新します。
あと思えばやってることまんまカイオーガだなーってブログ書いてる途中で気づきました笑
ま、それはともかく、今週末から始まる冠の雪原、みんなで楽しんでいきましょう!!
それでは〜