剣盾禁止伝説2体環境 ダブル使用構築 〜グラードンゼクロム〜
皆さんこんにちは、ブログの方ではお久しぶりとなります、ウォーターです。
今回は長く環境が続いた剣盾における禁止伝説2体環境について、ダブルバトルにおいて自分が使用してきたポケモン達を紹介していきたいと思います。
自分用のメモとして残しておいたものを文章にしてありますので見づらいところはあると思います、それでもよろしければご覧下さい。
それでは本文へどうぞ!
↑サムネ用
↑使用PTの全体画像です。
<個体紹介>
グラードン@こだわりハチマキ
性格:いじっぱり
特性:ひでり
努力値:H204、A12、B4、D252、S36
実数値:201-189-161-×-142-115
HD…晴れ下で臆病カイオーガのしおふきをダブルダメージで高乱数2回耐え
S…ミラー意識で気持ち多めに
B…端数
A…余り
技:だんがいのつるぎ、じだんだ、
禁止伝説枠1体目、主にだんがいのつるぎで相手PTに負担をかけ続けることが主な役目となります。
アタッカーではありますが、リザードンと同時選出している時の晴れ要因、また相手のカイオーガに対する天候書き換え要因も兼ねているため、自身のHP管理がとても重要になってきます。
持ち物は相手にかける負担を大きくするためにこだわりハチマキを選択しました。
そして火力を持ち物に任せ、努力値を特防方面に厚く振ることでカイオーガに対して受け出ししやすくしています。
もともとB方面が硬いこともあって、対ザシアンに臆することなく弱点をついていけるところは魅力的であり、とても使いやすかったです。
<技について>
グラードンのメイン技。
こだわりハチマキで技を自由に選べないのもあって、基本的にこの技で相手2体にダメージを与え続けることになります。
地面が一貫するPTに対しての削り性能がとても高かったです。
命中不安技なので技を外した場合も考慮して戦うことも必要になってきます。
じだんだ
命中安定のタイプ一致サブ技。
主に終盤、相手残り1体で技外しの負け筋をなくしたい時に使用します。
序盤、中盤で相手に2体以上ポケモンが残っている場合は基本だんがいのつるぎ一択です。
地面技を無効化してくるひこうに通るサブ技。
ダイロック媒体としてリザードンに打つことが多いです。
ダイマ時にダイナックルとして自身の火力を底上げしたい時に使用します。
基本打つことは少ないです。
Special Thanks
そして今回の構築で使用していたこのグラードン、実は交換で頂いた菱形色違いの過去作リボン付きのグラードンという、とても貴重な個体でして…!
かっこよすぎる…!!
このグラードンのおかげで禁伝環境へのモチベアップや維持につながっていました!
改めてこの個体を譲って頂いたくろらっぱさん、感謝してもしきれません、本当にありがとうございました!!
ゼクロム@しろいハーブ
性格:ようき
特性:テラボルテージ
努力値:ASぶっぱ、余りD
実数値:175-202-140-×-121-156
技:らいげき、ドラゴンクロー、
りゅうのまい、まもる
禁止伝説枠2体目、グラードンが苦手とするひこうタイプやカイオーガに対して強く出ることができます。
特にカイオーガに対して相手のみず技をタイプて半減しつつ、メインの物理電気技で有利に戦える点が心強かったです。
持ち物はガオガエンやランドロスなどのいかくもちに受け出しされた時に火力を下げられないようにしろいハーブをもたせました。
<技について>
ゼクロムのメイン技その1。
基本高威力のこの技でダメージを与えていくことになります。
命中不安技なので外してしまうことも。
ドラゴンクロー
メイン技2つ目。
命中安定ですが低威力のため、確実に相手にダメージを与えたい時以外はあまり使用しません。
一応ダイドラグーンとして相手の火力を削ぐことも可能です。
ゼクロムの要ともいえる技。
この技と隣のダイジェットをあわせることで、おいかぜ展開のカイオーガに同速勝負ではありますが攻めていくことができます。
すばやさだけでなくこうげきも上がるため、いかく持ちの後出しに強いところもgood。
まもる
隣でS操作ができる時に使用します。
相手のザシアンのじゃれつくで縛られる状況からS逆転によって逃れることができたりします。
リザードン@ソクノのみ
(キョダイマックス個体)
性格:おくびょう
特性:サンパワー
努力値:B84、C172、S252
実数値:153-×-109-151-105-167
HB…ダイマ時A特化白馬バドレックスの+1ダイアイスを確定耐え
S…最速
C…余り
技:ブラストバーン、ぼうふう、
おにび、まもる
初手ダイマアタッカー1体目。
グラードンとセットで選出してサンパワーの高火力で盤面を制圧したり、キョダイゴクエンのスリップダメージで相手に負担をかけていくのが役目となります。
持ち物はソクノのみにすることで、相手のレジエレキに上から縛られないようにしてあります。
また努力値をBに寄せることによって、白馬バドレックスとの対面の打ち合いに気持ち強くなるようにしました。
特性によってみるみるうちに体力が削られていくため、HP管理には十分気をつけなければいけません。
<技について>
リザードンのメイン技。
主に威力150のキョダイゴクエンとして使用していきます。
特性に加えて晴れ補正も加わるため、生半可な受けを許さずダメージを与えることができます。
前述通り追加効果によるスリップダメージも、後々のダメージレースに有利になっていきます。
ぼうふう
ダイジェットの媒体となる技。
隣のグラードンのSを上昇させて上から制圧しやすくしたり、相手のダイマアタッカーとの素早さ勝負に勝っていくために使っていきます。
ダイジェットの威力がエアスラッシュに比べて10高くなるため、ぼうふうを採用しました。
一応カイオーガ繰り出しによって、雨天候になった時の必中技として使用することも可能です。
おにび⇄ねっぷう
元はこの枠はねっぷうだったのですが、範囲技がだんがいのつるぎで間に合っていて、あまり使用しなかったためおにびに変更しました。
ただ物理筆頭のザシアンは炎技で倒した方が早く、おにびも特に使わなかった印象です。
ねっぷうで別に良かったのかも、この辺りはまだまだ考察不足感が否めません。
まもる
ただでさえ特性によって晴れ下でみるみるうちに体力が奪われるため、場持ちを良くするために採用しました。
ダイウォールとしても時々使用します。
化身ボルトロス@いのちのたま
性格:ようき
特性:まけんき
努力値:H4、A252、B44、D4、S204
実数値:155-167-96-×-101-172
A…ぶっぱ
HD…端数
S…余り
かわらわり、まもる
初手ダイマアタッカーその2。
主にゼクロムと組ませて物理電気枠を2枚にすることで、グラードンが苦手なひこうが多いPTに有利に戦っていくことができます。
特性によって、相手のガオガエンやランドロスのいかく持ちに対して強く出ていけるところが大きな強みと言えます。
禁伝2体がどちらもランドロスに弱い関係上、ダイマランドロスに岩技で一撃で倒されないようBに努力値を少し回してあります。
リザードンと比べてダイマ終了後の相手への負荷能力が低いため、いかにダイマ時に相手の駒を減らせるかどうかが重要になってきます。
<技について>
ボルトロスのメイン技。
ダイサンダーとして隣のゼクロムのでんき技を強化するのが主な使用目的となります。
また、相手のダイマアタッカーとなるボルトロスやサンダーに対する有効打点として打つことも多いです。
ダイジェットの媒体となる技。
相手のダイマアタッカーとの素早さ勝負に勝っていくために使っていきます。
ダイマ終了後相手のダイマ技をかわしたりしたい時にそのまま使うこともあります。
主にダイナックルとして自身の火力や隣のグラードンの火力を底上げしたい時に使用します。
ダイマ後相手の壁展開を阻止する時にも使えますが、技の威力が低いためそれ以外で使うことはありません。
まもる
ダイウォール媒体として使います。
ダイマ終了後、自身の身を守る時にも使用します。
性格:れいせい
特性:ダウンロード
努力値:H244、B124、C20、D116
実数値:191-×-126-140-130-72
HB…陽気ザシアンの+1インファイト確定耐え
HD…C特化カイオーガの雨眼鏡しおふきをダブルダメージで確定耐え
C…余り
このままだと黒馬バドレックスに蹂躙されてしまうため、ゴーストの一貫を切るために採用しました。
おいかぜを採用していないため、このポケモンのトリックルームによりS操作をすることでグラードンのサポートに徹したり、相手のおいかぜやダイジェット展開を阻止したりするなど、本構築において重要な役割を担っています。
トリル下で運用することが多々あり、その時にアタッカーとしても機能して欲しかったこともあって、特性は相手次第にはなりますが発動すれば強力なダウンロードを選びました。
Sラインは激戦区である60族近辺から逃れるために下降補正をかけましたが、わざわざ最遅にする理由がなかったためSの個体値は0ではなく31のままにしてあります。
<技について>
相手のランドロスやグラードン、氷抜群のドラゴン勢に打つために採用。
ダイマボルトロス以外にランドロスに勝てる有効打として、かなり重要な立ち位置の技となっています。
イカサマ
相手のザシアンに少しでも高いダメージを与えるために採用。
この枠はシャドーボールでも良かったのですが、特性ダウンロードの影響を強く受けてしまい、C上昇が発生するか否かでダメージ量に差が出てしまうことから、安定するイカサマでの採用となりました。
こちらのガオガエンのいかくによって、イカサマの技の威力が下がってしまう点には注意が必要です。
ポリゴン2に少しでも長く場に留まって欲しいことから採用。
トリル展開の際に集中攻撃を受けやすく、展開後の攻撃であっけなく落ちてしまうことも少なくないという理由から、そうさせないための採用となっています。
前述通り、相手のおいかぜやダイジェット展開を阻止するための重要な役目となる技です。
阻止するだけでなく、隣のグラードンをエースとして動かしやすくなったり、相手のザシアンなどを上から縛ったりすることができるようになります。
ガオガエン@フィラのみ
性格:わんぱく
特性:いかく
努力値:H244、A4、B156、D20、S84
実数値:201-136-143-×-113-91
H…ほぼぶっぱ
B…11n
S…最速モロバレル抜き、ガエンミラー意識
A…端数
D…余り
ガオガエン枠、というべきか。
ポリゴン2と一緒に黒馬バドレックスの処理、また白馬バドレックスのトリル展開をいかくとすてゼリフによって妨害したりしてもらいます。
ザシアン、白馬バドレックス、グラードンなどの物理エースの妨害を重点的にやって欲しかったため、性格や努力値はB方面に厚くするようにしました。
また素早さに関しては頻繁に起こるであろうミラーを意識して多めに振り、相対した時に確実に相手よりも先にねこだましを決められるようにしてあります。
持ち物についてはシュカのみも検討しましたが、多いザシアンの妨害を1ターンでも長く行なって欲しかったため、場持ちの良くなる混乱実を持たせることにしました。
選出しやすく、いつも何かしらの仕事を確実にこなしてくれました。
<技について>
ガオガエンのメイン技その1。
耐久が削れる反動こそ気になるものの高火力、更に晴れの恩恵を受けられることから、相手のいかくをもらっていない状況なら攻めの一手として、自らのいかくを回す必要性がなければ打っていきたい技です。
ガオガエンのメイン技その2。
とんぼがえりやしっとのほのお、バークアウトなど他にも有用な技は沢山あるものの、黒馬バドレックスを確実に仕留める技、また相手をこの技で倒せそうな時にフレアドライブの反動を気にせずに打てる命中安定技として採用しました。
悪技で黒馬バドレックスに4倍弱点をつけるため、相手のいかくなどでAを下げられていたとしても大きなダメージが期待できます。
他にじごくづきも候補ですが、B方面の上昇分を気にせずダメージを与えられる点を評価しての採用となっています。
サイクルを回す上でとても重要となってくる技。
とんぼがえりと異なり、技を選択したターンに相手の攻撃性能を下げられる点が特徴です。
主に白馬バドレックスとの対面で頻繁に使用し、すてゼリフ→繰り出し時のいかくで相手の火力を削いでいきます。
ダイマ状態でない相手1体をそのターン動かせなくするという、とても強力な技となっています。
前述通りガオガエンに確実にねこだましを打たせたいため、S方面に厚く努力値を回してあります。
<主な選出パターン>
選出パターンはいくつかありますが、相手のPTに特定のポケモンがいればそれに対して必ず選出すると予め決めているポケモンはいます。
ゴリランダー←ガオガエン
これらについてはそれぞれ理由があって、ランドロスは禁伝2体が有効打を持たない関係で必ず選出されるから、ゴリランダーは型によってはグラードンを優先度+1でワンパンしてくるからといった感じです。
下4つの禁止伝説の組み合わせ以外のPTには相手の構築全体を見て臨機応変に選出していきます。
対ザシアンカイオーガ
禁伝2体にでんきが一貫するため、先に物理電気2枚を先発させ、後ろにじゃれつくザシアンへの引き先となるガオガエン、カイオーガの天候の書き換えができるグラードンといった選出となります。
初手ダイマボルトロスで暴れてもらい、後ろのグラードンで詰めていく立ち回りをとります。
初手においかぜ展開のカイオーガが来た場合はボルトロスのダイジェット+ゼクロムのりゅうのまいでゼクロムのSを2段階上げ、カイオーガに同速勝負をしかけていきます。
対ザシアン黒馬バドレックス
じめんの一貫性がとれるPTが多い印象。
グラードンの枠はもし相手PTにひこうタイプやじめん無効のポケモンが2体以上いる場合、ゼクロムに変更します。
後ろ2体で黒馬バドレックスへの耐性をもたせつつ、前2体のダイジェット+だんがいのつるぎでガンガン攻めていきます。
対ザシアングラードン
(対グラードン、グラリザミラー)
ポリゴン2のトリルや後ろのガオガエンでサポートしつつグラードンを通す、またはリザードンの晴れサンパワーキョダイゴクエンで制圧していくのを狙っていきます。
相手のザシアンやダイマグラードン、またはキョダイリザードンの攻撃をいかに最低限のダメージで抑え、反撃できるかが重要になってきます。
対白馬バドレックス(トリックルーム軸)
トリックルームを展開される前にリザードンのキョダイゴクエン+グラードンのだんがいのつるぎで最大限の圧力をかけ、展開後は後ろのガオガエンとポリゴン2で白馬バドレックスの火力を削ぐことに尽力していきます。
相手の相方がパルキアであれば戦いやすいのですが、カイオーガだとリザードンの火力を下げられてしまうのもあってかなり厳しいです。
<終わりに>
ここまでご覧頂きありがとうございました!
ダイジェット持ちの初手ダイマックスでガンガン攻めていくPTは初めて扱ったのですが、早い時は2、3ターンで決着が着いたりとなかなか気持ちいい勝ち方ができていて、使っていてとても楽しかったです。まあその分負ける時はあっさり負けていく試合も多かったのですが…
次のルール(幻ポケモン解禁、禁止伝説複数体使用可能)は今のところどうなるか全然予想がつかないのですが、恐らく剣盾最後のルールになりそうですし、また色々試しつつ自分なりに頑張ってみたいと思います。
何かあればツイッター(@waterpokepwpr)までどうぞ!
それでは〜