チャンピオンリーグ使用構築(最高最終1760、最終27位)
皆さんこんにちは、はじめましての方ははじめまして、ウォーターと申します。
前回の記事からよーやく時間を空けずに記事を書くことができました笑
ま、それはともかく。
今回は9月23日〜9月26日にかけて行われました公式大会「チャンピオンリーグ」にて使用した構築について紹介していきたいと思います。
相変わらず自分の考えを要約もせず全てぶち込んだ無駄に長い記事になっているのですが、もしそれでもいいよ!って方であればこの先まで読んでいって下さい。
それでは本文へどうぞ!
↑サムネ用画像
↑使用PTの一覧画像です。
<個体紹介>
ドラパルト@きあいのタスキ
性格:ずぶとい
特性:すりぬけ
努力値:H172、B252、C4、D4、S76
実数値:185-×-139-121-96-172
HB…A特化ドラパルトのドラゴンアロー確定耐え
S…準速エースバーン抜き
CD…端数
技:たたりめ、でんじは
おにび、みがわり
主に初手に積極的に投げていき、状態異常をばら撒いて相手ポケモンの弱体化を狙う役割となっています。
初手ダイマを防ぐため行動保証を保てるタスキを持たせていますが、更にドラパルトミラーにおいてドラゴンアローで即落ちを防ぐために耐久にかなり厚く振ってあります。
ここまで振っておけば相手のドラパルトが火力アップアイテムを持っていない限り、でんじは→たたりめでタスキ以外のドラパルトを確実に処理することができます。
特性はがんせきふうじ等の素早さ下降を防げるクリアボディも良かったのですが、ラプラスのキョダイセンリツや壁貼りポケモンに邪魔されないことを評価してすりぬけとしました。
耐久に振ってあることで、基本先発ではあるのですが受け出しもしやすくなりとても扱いやすかったです、文句なしに強かった。
<技について>
たたりめ
相手が状態異常時に火力が2倍になる技。
この技のおかげでほとんど火力に振っていないドラパルトでしたが、火力不足を感じることはなかったです。
ラム持ちの可能性が高いギャラドスやカイリューと対面した時はこの技で削りを優先していきます。
でんじは
相手の素早さを奪うために採用した技。
後続のポケモンで上から確実に攻撃できるようにしていきます。
麻痺による行動不能も狙えるため、たたりめのダメージを複数回与えて相手の予想以上に攻撃できる可能性がある点も強力です。
おにび
相手の物理エースを弱体化させる技。
相手のトゲキッス引きに対してはただ単にたたりめの威力を上げるだけの弱い選択肢となるので、打つ時はそのことを加味して選択する必要があります。
みがわり
でんじはと合わせて麻痺待ち、おにびと合わせてみがわりに攻撃を耐えさせることでみがわりを残して行動保証を保ちつつ反撃に転ずることができます。
相手のダイマ枯らしにも使えるなど、とにかく使用機会が多いです。
耐久に振ってあることでみがわりがおにびで弱った攻撃を耐えやすくなり、盤面有利に試合展開しやすくすることができました。
エースバーン@いのちのたま
(キョダイマックス個体)
性格:いじっぱり
特性:リベロ
努力値:ASぶっぱ、余りD
実数値:155-184-95-×-96-171
技:かえんボール、とびひざげり、
とびはねる、ふいうち
わかりやすい強力なアタッカー性能を持つエースポジション、鋼に弱くないダイジェットエースとして採用しました。
火力を重視したかったため、最速個体ではなく、火力特化のいじっぱりとしています。
当たり前なのですが対策がとても厳しく、通すのはなかなか難しかったです。
それでも採用に踏み切ったのはやはりダイマアタッカーとして強かったこと、そしてマイナー寄りのPTに対して雑にダイマを切って勝ちやすくなるかなという思いもあった感じです。
相手の威嚇持ちギャラドスやウインディ、高耐久みずタイプであるシャワーズやミロカロス、そしてダイマ対決で打ち負けやすいカイリューやボーマンダなど、苦手な相手こそ多かったのですが、ダイジェットを半減してくるバンギラスや非ダイマメタグロス、ギルガルドに対して一撃で倒せる有効打をもっているという点でとても頼りがいがありました。
<技について>
かえんボール
キョダイカキュウの媒体となる技。
相手のメタグロスやギルガルド、エアームドなどの鋼ポケモンに対して打っていきます。
ただキョダイカキュウをダイマで耐えて弱保発動、そのまま切り返されて倒されるという展開も想定されるため、安易に打たず少し削りをいれてから打ったほうがいい時もあります。
相手のおにびを警戒する時に打つことも。
ダイナックルの媒体となる技。
ラプラスやバンギラスなどに打ち、また自身の火力を高めていく時にも使っていきます。
ドラパルトへの交代、またまもるなどで失敗させられると体力を削られてしまうので注意が必要です。
とびはねる
言わずとしれたダイジェットの媒体となる技。
相手のスカーフ持ちなどを警戒するとダイマ時一番優先して打っていきたい技となっています。
ふいうち
非ダイマ時にドラパルトへの有効打となる先制技。
補助技によるふいうち透かしには注意が必要です。
バンギラス@たつじんのおび
性格:いじっぱり
特性:すなおこし
努力値:H252、A116、B4、D4、S132
実数値:207-185-131-×-121-98
S…+1で最速ギャラドス抜き
H…ぶっぱ
BD…端数
A…余り
りゅうのまい、まもる
相手のトゲキッス、カイリュー、ボーマンダ等のダイジェットダイマエースを止めるために採用。
ギャラドスとエースバーンはバンギラスに対して物理高火力で弱点をついてくるため、ダイジェットに受け出ししてダイマターンを稼いでもらいます。
この環境では完全に受け要員とするよりもアタッカーもこなせるバンギラスの方が扱いやすいと試運転中に感じたため、受け攻めどちらも可能な型にしてみました。
そのため持ち物もダイジェットダイマエースに抜群ダメージで大きな負荷をかけられるよう、たつじんのおびを持たせてあります。
<技について>
相手のラプラスに対してより高いダメージを与えるために、いわなだれやロックブラストではなくストーンエッジを採用しました。
いわ技の通りがなかなか良い環境のため、ダイロックで相手PTを壊滅させることもしばしば。
相手がトリトドン等の受け要員に引いてきたとしても、追加効果のBダウンをいずれは引くことになるので、容易な受けを許さなかったのは良かったと思います。
自身の火力及び速さを高める技。
前述通り、いわ技の通りが良いこの環境でのバンギラスには、受けと攻め両方をこなせるポテンシャルがあると感じていました。
砂でタスキ潰しもできるのもあって、一度積んだバンギラスで一気に制圧できた試合が複数あり、採用して良かったです。
まもる
ダイマックスのターン稼ぎ、後述のガマゲロゲで入れた猛毒のターン稼ぎなど、バンギラスを受けとして機能させうる技になります。
ただエースバーンのダイナックルなど、削れている状態では守りきれない技もあるので、まもる込みでも耐えられるのか、しっかりダメージ計算をしておく必要があります。
トゲキッス@するどいツメ
性格:ひかえめ
特性:きょううん
努力値:H180、B20、C100、D4、S204
実数値:183-×-118-168-136-126
HB…A特化ドラパルトの珠ダイホロウ確定耐え
HD…臆病ドラパルトの眼鏡シャドボ確定3発
S…+1で最速エースバーン抜き
C…余り
ダイジェットエース2体目、ドラゴン勢に比較的強いポケモンとして採用しました。
後出しで受けることが多いため耐久に多く努力値を回し、さらに回復技を搭載することで簡単には倒されないようにしてあります。
ダイマックスする機会が多いことから、特性は恩恵を受けられるきょううんを選択。
持ち物と合わせて5割の確率で急所にあてられるというのはとても強力であり、突破力の高い抜きエースとして活躍してくれました。
<技について>
ドラゴン勢に打つ技、かつ採用した技の中で唯一の命中安定技となります。
ダイフェアリーで発生するミストフィールドは自身では恩恵を受けられず、しばらく相手に状態異常をかけられなくなってしまう点には注意が必要です。
ダイジェットの元となる技。
5割の急所、そして追加効果の3割ひるみによって、等倍で受けてくるポケモンに対しては無理矢理突破できる可能性があります。
メタグロスやギルガルドなど、受けてくる鋼ポケモンに対しての有効打点となる技。
威力を重視したかったため、命中不安ではありますがかえんほうしゃより高い威力を持つだいもんじを選択しました。
トゲキッスの回復技、ダイウォールとしても使用します。
相手のダイマックス技を回復によって耐えられるようにすることで、ダイマックスのターン稼ぎとしても機能します。
一応ダイマックス中にダイバーンを打っておいて天候を晴れにすることで、回復量を引き上げることも可能です。
バンギラスのすなと相性が悪いことには注意が必要です。
ガマゲロゲ@たべのこし
性格:ずぶとい
特性:ちょすい
努力値:H68、B252、C4、D4、S180
実数値:189-×-139-106-96-117
S…4振りウインディ抜き
HB…A特化エースバーンの珠ダイジェットをまもる込み2発耐え
CD…端数
技:ねっとう、どくどく、
みがわり、まもる
本構築の影の立役者。
エースバーンが苦手なウインディやシャワーズ、そしてダイジェットを受けてくるバンギラスやトリトドンなどのポケモンを後出しからまもみがで毒殺することができます。
ラプラスにはフリーズドライで4倍弱点をつかれますが、後出しに合わせてみがわりをおいておけば、どくどくからまもみがを繰り返しておくことで突破が可能です。
とにかく遅いポケモンに対してめっぽう強いのですが、同時にエースバーンのダイマターン枯らしも行って欲しかったため、すばやさには補正をかけず最低限におさえ、極力耐久に回すことにしました。
バンギラスのいわ技の一貫を切れる枠でもあり、受け出しの回数を増やす意味でも耐久に回して良かったと思います。
例え粘りきれなくても、どくさえ撒いておけばドラパルトのたたりめの火力底上げなどにも繋がるため、PT内の相性も良く思った以上の活躍をしてくれました。
<技について>
ねっとう
唯一の攻撃技、追加効果のやけどを期待できる点で優秀な技です。
火力はほとんどないため、与えるダメージで落としきれるかどうかの判断が体力管理という意味で重要になってきます。
どくどく
重要なダメージ源、この技を打った後に後述するまもみがでターンを稼いで相手にダメージを蓄積させていきます。
命中不安なので、一応当たらなかった時のことも考えておいた方がいい時もあります。
みがわり
ターン稼ぎとして使う技その1。
たべのこしとまもるのおかげで回復技がなくても体力は十分に確保することができ、その分多くみがわりを貼れて粘れるようになっています。
耐久に多く努力値を回してあるおかげで、みかわりが相手の攻撃を耐えるケースも期待できます。
まもる
ターン稼ぎとして使う技その2。
主にたべのこしの回復のために使うのですが、エースバーンのダイジェットに受け出しして、その後まもるをすることで確実にエースバーンのダイマ3ターンを使わせることもできます。
ただ実際に打たれるのはまもるに合わせてのダイナックルであり、ダイジェットを連続で打ってくることはなかったため、少し耐久に多く回しすぎたのかなと今更ながら思ったり。
ラプラス@あつぞこブーツ
(キョダイマックス個体)
性格:ひかえめ
特性:ちょすい
努力値:H12、B140、C252、D4、S100
実数値:207-×-118-150-116-93
C…特化
S…同族意識、かなり多めに
H…16n-1
D…端数
B…余り
かみなり、ぜったいれいど
ドラゴン勢に氷4倍弱点を叩き込んだり、エースバーンが苦手なシャワーズやミロカロスに繰り出してみず技を受けてもらう役を担ってもらいます。
みず技を受けるだけならガマゲロゲでもできるのですが、ガマゲロゲだとどくを入れる前にミロカロスにやけどが入ってしまい、ただ場が膠着、泥沼化するだけになってしまいます。
ただラプラスであれば、フリーズドライで抜群をついていけたり、ぜったいれいどであわよくば突破、できなくてもその試行回数を難なく稼ぐことができます。
その受け出しの関係上、ねっとうやけど等で隙を見せないようにするために、技を無効化できるちょすいを選択しました。
持ち物は最初じゃくてんほけんを持たせていたのですが、構築の試運転中、ステロを撒いてラプラスを突破しやすくしてくる方が多かったこと、また警戒されてラプラスに弱点技を打ってくれる方がほとんどいなかったことなどから、ステロのダメージを無効化して相手の思惑を外せるようにあつぞこブーツを持たせることにしました。
これは概ねうまくいき、期待通りの働きをしてくれました。
<技について>
高威力のみず技、主にバンギラスやメタグロスに対して打っていきます。
ラプラスはとにかく火力不足が気になるポケモンなので、みず技も命中安定のうたかたのアリア等よりも高威力なハイドロポンプを選択しました。
みずタイプに抜群になるこおり技。
キョダイセンリツとしてはこちらは威力120となり、少し威力が下がるので選択しないよう注意が必要です。
かみなり
でんき技の高威力サブウェポン、主にダイサンダーとしてギャラドスやラプラスに対しての強力な打点となります。
ただC特化してあるとはいえ、ダイマックスギャラドスは耐久無振りでもダイサンダーだけでは倒せないため、事前に少し削りを入れてやる必要があります。
主にミロカロスと対面した時相手の回復技に合わせて打ち、試行回数を重ねていきます。
また威力130のキョダイセンリツとして打てるため、ダイマックス時はこちらを選択します。
闇雲にただ打つのではなく、フリーズドライと合わせて技選択をして、技のPP節約もしつつできる限り相手の後続の無償降臨を許さないように立ち回ることが重要です。
<主な選出パターン>
一番多くした選出パターン。
ドラパルトでサポート、バンギラスで相手のダイジェットエースを止めつつ、ラプラスを通していきます。
バンギラスとラプラスにゴリランダーの草技が一貫することは把握しておかなければいけません。
メタグロス、エースバーンに強くなり、受けが多いPTに対して無類の強さを誇ります。
ゴリランダーがとっても重い選出。
バンギラスを通していけるPTに対して選出するパターン。
ドラパルトとガマゲロゲでサイクルを回し相手を疲弊させ、バンギラスの舞う隙を作っていきます。
なおゴリランダー()
・ドラパルト+エースバーン+ラプラス
エースバーンを通していけるPTに対して選出するパターン。
エースバーンが苦手な相手にラプラスをぶつけていきます。
かなり攻めよりの選出になるため、いかに相手のダイマックスをいなせるか、または先に相手を制圧できるかが大事になります。
トゲキッスを通していけるPTに対して選出するパターン。
ドラゴン勢が多く採用されているPTに対してよくこの選出をしました。
<キツかった相手>
・ゴリランダー
草抜群が3体入っているので、そりゃそうって感じか。
先制技とは思えない火力を放ってくる鉢巻、打ち合い性能が高いシード持ちどちらも辛かったです。
幸いダイジェットには弱いのでエースバーン、トゲキッスさえ選出していれば死に出しから展開していけるのでまだなんとかなった方かもしれません。
ラプラスでなんとかなると考えていたのが甘かった…
ドラパルトが起点にされるラム持ち、ねむカゴなど、状態異常をしっかり対策しているギャラドスが本当に辛かったです。
前述通りラプラスのダイサンダーだけでは体力満タンのダイマギャラドスは倒せないので、予め削っておかないと打ちあっても勝てません。
バンギラスのステロを切った弊害がここでくるとは…
幸いダイサンダー意識のソクノ持ちを全く見かけなかったのが救い。
<戦績>
TNエルトリオ 計40戦23勝17敗
最高1649、最終1582
×◯◯×◯◯◯◯◯××◯◯×◯
◯◯××◯×◯◯◯××◯◯◯◯
××◯×◯×◯×××
2日目夜〜明け方で16まで上げ、3日目午前〜昼頃まで潜りました。
3日目で大きく負け越したのが悔しい。
TNウィニア 計35戦27勝8敗
最高最終1760
◯◯◯◯××◯◯×◯◯◯◯◯◯
◯◯×◯◯◯◯◯×××◯◯◯◯
◯◯×◯◯
2日目夜〜明け方で16まで上げ、3日目昼頃〜夜頃まで潜りました。
夜勤を控えていたこともありますが、全試合消化できなかったのがまだまだ弱いところ…
<KP表>
全75試合分、KP1は省略
①ドラパルト 39
②トゲキッス 35
③エースバーン 34
④バンギラス 28
⑤ゴリランダー 26
⑥メタグロス 24
⑦ギャラドス 21
⑧ラプラス 18
⑨ガブリアス 16
⑩トリトドン 13
⑪カイリュー 12
⑫ミロカロス 11
⑫ルカリオ 11
⑫サンダース 11
⑮サーナイト 9
⑮ボーマンダ 9
⑮パルシェン 9
⑱リザードン 8
⑱ウインディ 8
⑱ドサイドン 8
㉑カメックス 7
㉑インテレオン 7
㉓ギルガルド 6
㉓エアームド 6
㉓ボズゴドラ 6
㉖ミカルゲ 5
㉖ガマゲロゲ 5
㉘レアコイル 4
㉘バッフロン 4
㉚フシギバナ 3
㉚サザンドラ 3
㉚ウルガモス 3
㉚プテラ 3
㉞ドククラゲ 2
㉞キュウコン 2
㉞バリコオル 2
㉞ロズレイド 2
㉞ルンパッパ 2
㉞ユレイドル 2
㉞シャワーズ 2
㉞ヌメルゴン 2
㉞フーディン 2
<終わりに>
ここまでご覧頂きありがとうございました!
久々に公式大会でかなりの高成績を出せて良かったです!
10月以降で剣盾の公式大会あるかどうかはわかりませんが、もし興味ある大会があればまた参加していきたいですね。
何かあればツイッター@waterpokepwprまでどうぞ!
それでは〜