ウォーターポケメモ

ポケモンの対戦、主に使用していたポケモンについて紹介していきます。

キタカミプロローグ反省会〜脳筋ゲンサナガブ〜

皆さんこんにちは、初めての方ははじめまして。

お久しぶりです。

ここ最近1年に1回しか記事を書いていない人、ウォーターと申します笑

なかなか実績残せずだったりで書けないことが多くてですね…(ただの言い訳)

ま、それはともかく。

 

今回は10月6日〜9日にかけて行われた公式大会キタカミプロローグにて私が使用した構築のポケモン紹介、及びその反省点を書いていきたいと思います。

ルール発表時点から自分なりに色々試してみたり、仲間大会にもできる限り参加して構築を煮詰めていったのですが、結局本番ではレート1600前半で終わってしまい、目標としていたレート1700以上を達成することができませんでした…

なのでこの記事はその反省点を含めたちょっと長い記事となっています。

長い記事はいつもかもしれない()

それでもいいよと言う方、ありがとうございます、よければ見ていって下さい。

 

それでは本文へどうぞ!

 

f:id:water18401873:20231015234436j:image

↑サムネ用画像

 

f:id:water18401873:20231015105638j:image

↑使用PTの詳細画像です。

 

<個体紹介>

f:id:water18401873:20231015130628j:image

ゲンガー@きあいのタスキ

性格:おくびょう

特性:のろわれボディ

テラスタイプ:ひこう

努力値:CSぶっぱ、余りB

実数値:135-×-81-182-95-178

技:シャドーボールヘドロばくだん

 こごえるかぜ、おにび

 

上から行動できるポケモンとして、早い追い風使いであるオンバーンアブリボンに対してこごえるかぜやヘドロばくだんでそれぞれ打点をとれるゲンガーを採用。

こごえるかぜで相手のサナガブにも素早さ関係で有利に行動することができる。

ドドゲザンを後投げされることが多かったので、おにびを採用し相手を弱体化させることにした。

きあいだまという選択肢もあったが、あたらない上にふいうちで倒されてしまうためおにびの方が使い勝手が良かった。

ガブリアスと同時選出した際にじしんを打ちやすくするためテラスタイプはひこう。

ゲンガーにふゆうを返してほしかった…

ただのろわれボディにも助けられた試合が何試合もあったので…まあ良しということで笑

 

f:id:water18401873:20231015140247j:image

サーナイト@こだわりメガネ

性格:ひかえめ

特性:テレパシー

テラスタイプ:フェアリー

努力値:H252、B20、C180、D4、S52

実数値:175-×-88-184-136-107

HB…陽気珠黄昏ルガルガンのアクセルロック確定3発
HD…C特化サーナイトの眼鏡手助け妖テラスマジカルシャインダブルダメを確定耐え
S…無振り85族抜き抜き
C…余り

技:マジカルシャインサイコキネシス

 はどうだん、トリック

 

高火力要員その1。

眼鏡マジカルシャインの火力が高く、遅いポケモン中心の相手に隣のガブリアスと合わせて高い火力を押し付けることができた。

特性テレパシーのためガブリアスの巻き込みじしんを喰らわずにすむ点が強力であった。

ほとんどマジカルシャインを打っていたのでテラスタイプは火力をさらに高めるフェアリーを選択。

耐久が心許なかったため、耐久にかなり努力値を回した。

炎オーガポンやイイネイヌ用のサイコキネシス、赫月ガチグマへの強力な打点としてはどうだん

耐久に余り割いていない赫月ガチグマを一撃で倒していけるのはとても心強かった。

トリックは積んでくるドータクンやミミズズに返す技。

 

f:id:water18401873:20231015140330j:image

ガブリアス@こだわり鉢巻

性格:いじっぱり

特性:さめはだ

テラスタイプ:みず

努力値:A212、D172、S124

実数値:183-194-115-×-127-138

HD…水テラス時C特化サーナイトの眼鏡手助け妖テラスマジカルシャインダブルダメを確定耐え
S…準速ジャラランガ抜き
A…余り

技:じしん、げきりん

 いわなだれ、かみなりのキバ

 

この物語の主人公ガブリアス

鉢巻じしんの火力がこれまた高く、遅いポケモン中心の相手に隣のサーナイトと合わせて高い火力を押し付けることができた。

特性さめはだにより、一度ギャラドスのいかくを合わせイッカネズミのネズミざんにガブリアスを後投げするとさめはだで相打ちにできたケースもあったりした。

耐久にがっつり振りたかったが素早さや火力もしっかり欲しかったので、耐久は最低限欲しかったD振りのみに留めた。

テラスタイプは雨展開にも負けずに打ち合って欲しかったのでみずを選択。

げきりんが相手の対象こそ選択できないものの、無効にしてくるフェアリーが入っていない構築が多く見受けられたため、地面が通らない時に相手に大きな負荷をかけにいけて良かった。

 

f:id:water18401873:20231015224051j:image

ギャラドス@ものまねハーブ

性格:いじっぱり

特性:いかく

テラスタイプ:ひこう

努力値:H100、A68、B84、D4、S252

実数値:183-169-110-×-121-133

S…準速、準速サーナイト・イダイトウ抜き
 スカーフ以外のコノヨザルを抜けるように
A…H振り赫月ガチグマに対してたきのぼりで確定2発取れる
HD…C特化赫月ガチグマのシルクハイパーボイスダブルダメを確定3発
B…余り

技:たきのぼり、テラバースト、

 でんじは、まもる

 

威嚇による味方のサポートをこなしつつ、時には強力なアタッカーとなってもらっていた枠。

ものまねハーブによって相手のコノヨザル相手に対して自発的に火力を上げにいけたり、ジャラランガのソウルビートによる能力上昇をコピーしにいけたりとできることが多かった。

でんじはとガブリアスいわなだれと合わせて相手のヤバソチャを無理矢理突破する動きをとれる点も良かった。

 

f:id:water18401873:20231015143827j:image

オーロット@メンタルハーブ

性格:ゆうかん

特性:おみとおし

テラスタイプ:ほのお

努力値:H212、A252、B36、D4

実数値:187-178-101-×-103-68

S…下降補正かつ無振り、最遅赫月ガチグマ以外の赫月ガチグマの下をとり、トリックルーム下で先手を取れるように
A…特化、H振り赫月ガチグマに対してウッドホーンで超高乱数2発
HD…C特化赫月ガチグマのブラッドムーン確定耐え
B…余り

技:ウッドホーン、はたきおとす、

 おにび、トリックルーム

 

トリックルーム展開要員、早いポケモンが多いと判断した時に選出してこちらの優位を取りにいく。

同じことができるヤバソチャと違い、特性おみとおしで相手の型をある程度予想できることから試合展開を組み立てやすく、予想外の事故が起こりにくいため安全にトリックルームを展開しにいける点がとても強力であった。

持ち物のメンタルハーブによってトリックルーム展開後、相手のバルビートイルミーゼトリックルームをアンコールされたとしても即座に解除して他の技を選択できていたのも良かった。

ドドゲザンに弱いためゲンガーと同じくおにびを採用し少しでも弱体化を狙っていく。

テラスタイプは対炎オーガポンを想定し、どんな技を打たれてもトリックルームを使えるようにほのおタイプを選択。

 

f:id:water18401873:20231015144945j:image

ジャラランガ@のどスプレー

性格:ひかえめ

特性:ぼうおん

テラスタイプ:はがね

努力値:CSぶっぱ、あまりH

実数値:151-×-145-167-125-137

技:スケイルノイズはどうだん

 ラスターカノン、ソウルビート

 

ドラゴン範囲技が強力なポケモン、のどスプレーで特攻を上げた後の火力が凄まじかった。

雨展開やフェアリーがいない構築に積極的に選出、相手からの突然のフェアリーテラスがキツかったもののそれ以外では想定通りの強さを発揮してくれた。

仮にフェアリーテラスを切られた時に何もできないということがないようにはがねテラス+ラスターカノンを採用。

特性ぼうおんなのではどうだんと合わせてハイパーボイスを気にせず赫月ガチグマと打ち合える点も良かったが、ブラッドムーンとムーンフォース、だいちのちからの択勝負にどうしてもなってしまう点があることから、ジャラランガに任せきりにはせずできるだけ他のポケモンと合わせて見るようにはしていた。

 

<選出>

相手のPTに応じて選出を臨機応変に選んでいたので、ここではよく選出した並びだけ。

基本選出

先発サーナイト+ガブリアス

後発ギャラドス+オーロット

一番良く出していた選出パターン。

火力の高い2匹で攻撃を押し付けていき、厳しそうなら裏のギャラドスオーロットでサポートを行う。

 

対イッカコノヨ

先発:ギャラドス+オーロット

後発:@2

対処の仕方を一番考えた。

数が多く、アタッカーイッカネズミとサポートイッカネズミ、スカーフいのちがけコノヨザルと残飯ビルドアップコノヨザルと型も様々な中、どう対処すれば安定するかとても悩んでいた。

色々試行錯誤した中で、イッカネズミについてはいかくで弱らせてトリル要員に対して無力化させる(ネズミざんはゴーストタイプにより無効、ちょうはつもメンタルハーブで無効)、コノヨザルについてはおみとおしで持ち物を見て型を予測してから行動を決めることで対策とした。

(例その1)

スカーフコノヨザルであった場合

初手ギャラドス守る+オーロットトリックルーム

いのちがけがゴーストタイプのオーロットに対して効かないため、必然的にコノヨザルは交代するかギャラドスに対していのちがけを打つしかなくなる。

ただ交代もまけんきコノヨザルであった場合ギャラドスのAがものまねハーブによって2段階上昇している状態になっているため、裏に負荷がかかることを考えると交代はしずらいはず。

そのためギャラドスが守ってオーロットトリックルームでS関係を逆転させることでSが一番遅いコノヨザルが完成し、次のターンからこちらが試合を優位に進めることが可能となる。

(例その2)

残飯コノヨザルであった場合

ギャラドスひこうテラバースト→コノヨザルへ

オーロットおにび→イッカネズミへ

ほとんどがまけんきだと予測していたためものまねハーブによってAが2段階上昇したギャラドスのひこうテラバーストはかなりの火力となる。

例えやるきだったとしてもそれはそれでいかくによって相手の火力を削いで展開を遅くすることができる。

ギャラドスで相手に高い負荷をかけにいき、オーロットはおにびで残った相手ポケモンの火力を更に削いでいく。

 

対追い風展開

先発ゲンガー+サーナイト

後発ギャラドス+オーロット

ゲンガーのこごえるかぜor一致抜群技+サーナイトマジカルシャインで追い風要員を落とし、裏のサポート2匹と合わせてなるべく落とされないように立ち回りを心がけながら戦う。

追い風要員がバルビートイルミーゼだった場合は先発後発を入れ替え、初手からトリックルーム展開を狙っていく。

 

対雨(ニョロトノ+イダイトウ)

先発ゲンガー+ジャラランガ

後発オーロット+ギャラドス

ニョロトノとイダイトウは大体後から出てくるので初手で出てくるポケモンジャラランガで対応し、後ろの2匹をオーロットギャラドストリックルーム展開しながら突破を狙う。

 

<戦績>

f:id:water18401873:20231015202148j:image

TNウォーター、計45戦27勝18敗

最高1633、最終1609

◯◯◯◯◯×◯×◯◯◯◯×◯◯

××××××◯◯◯◯××◯◯◯

×××◯◯◯◯◯×◯×◯×◯×

f:id:water18401873:20231015202654j:image

勝負ロム。

1日目の夜中〜2日目の朝までに16まで上げ、その後全試合を最終日の夜から消化し勝負をかけた。

途中の6連敗があまりにもキツすぎた、もっと上行きたかった…

 

f:id:water18401873:20231015202932j:image

TNファロン、計45戦25勝20敗

最高最終1585

◯××◯◯◯×◯×◯◯×◯×◯

◯×◯◯×◯◯××××◯×◯×

×◯×◯◯××◯◯◯◯×◯×◯

1日目の夜中に試合をしていたが、大きく勝ち越すことがなかったため練習用のロムと割り切り3日目の夕方までに全試合を消化しきった。

 

<反省点>

・赫月ガチグマ対策の薄さ

赫月ガチグマの攻撃性能が凄いことは考察段階で把握しており、努力値配分で耐久調整を施し赫月ガチグマの攻撃を耐えて殴り合えるようにしたりするなど色々想定して考えてはいたのだが、実際は

追い風やトリックルール&ルームサービスで簡単に上をとられた

・ノーマルテラスを切られたり弱点保険起動されたり嘘泣きを合わせられたりして努力値配分があまり意味をなさなかった

・壁+ヤバソチャのおもてなしでなかなか削ることができずに相手に積みを許してしまった

などなど赫月ガチグマ展開を色んなところからされてボコボコにされてしまった。

このように赫月ガチグマ対策がほとんど機能していなかったのが今回勝てなかった一番の問題と言える。

赫月ガチグマの特性しんがんでゴーストタイプにもノーマル技が効くようになっているのだから、ドドゲザンを採用したりするなどもっとPTにノーマル半減のポケモン(はがね、いわ)を組み込むべきであった。

 

・追い風展開への対策の甘さ

今回上から行動できるポケモンとして、早い追い風使いであるオンバーンアブリボンに対してこごえるかぜやヘドロばくだんでそれぞれ打点をとれるゲンガーを採用した。

しかし、せっかく攻撃できたとしてもこちら同様相手も行動保証を確保するためにきあいのタスキをもっていることが多く、横にいることが多い赫月ガチグマに追い風で上からハイパーボイスを打たれるため1ターンしか行動できず、相手を一体も倒せないまま倒れてしまうというという試合が多かったように感じた。(一応のろわれボディハイパーボイスを封じることもできたが、あくまで確率なので…)

このように相手に展開を許してしまうことからこちらも追い風要員を採用するべきだったのかなと思った。

 

・テラスタイプについて

ガブリアスのテラスタイプみず→くさ

雨展開にも負けずに打ち合って欲しかったのでみずを選択していたが、対ルンパッパや水オーガポンの草技まで考慮してより受けられる範囲か増すくさタイプの方が良かったのかもしれないと思った。

オーロットのテラスタイプほのお→いわ

対炎オーガポンを想定し、どんな技を打たれてもトリックルームを使えるようにほのおタイプとしていたが、オーロットに草技は交換読みでもされない限り打たれない訳だし、追い風の対策としてトリックルームを展開しようとしても赫月ガチグマにノーマルテラスブラッドムーンを打たれたらそのまま何もできず落とされてしまっていたので、ノーマル半減かつほのお半減もできるいわテラスで採用するのが良かったのかなと思った。

 

ポケモン達の技構成

ガブリアスのかみなりのキバ→じだんだ

ジャラランガのソウルビート→まもる

この2匹の技はほとんど使わず、技の中で完全に邪魔な置物と化していた。ガブリアスが1匹ずつ相手を攻撃できるように、ジャラランガが身を守れるようにそれぞれできていれば良かった。

 

<kp表>

全90試合分、kp5以下は省略

①赫月ガチグマ  47

②竈門オーガポン 31

③ヤバソチャ   

③コノヨザル   28

⑤イッカネズミ  25

⑥ドドゲザン   23

⑦井戸オーガポン 22

⑧イダイトウ♂      18

ジャラランガ  

ギャラドス   17

ガブリアス   

⑪オーロンゲ   

シャンデラ   

イルミーゼ   14

ニョロトノ   13

⑯ピッピ                    

⑯ルンパッパ             9

ウインディ             

ミロカロス             

⑱イイネイヌ             8

サーナイト             

㉑イエッサン♀        

㉑マシマシラ             

ダーテング             

クワガノン             7

オンバーン             

㉖ブリムオン             

ミミッキュ             

バルビート             

エルレイド             

㉖キチキギス             6

 

<後がたり>

ここまで読んで頂きありがとうございました!

色々書き殴っていたらかなり長くなってしまいました、申し訳ないです…

今回は不甲斐ない結果に終わってしまったので次の公式大会の舞台でまたリベンジしていきたいと思います!

 

何かあればX(旧ツイッター)@waterpokepwprまでどうぞ!

それでは〜