ウォーターポケメモ

ポケモンの対戦、主に使用していたポケモンについて紹介していきます。

妖艶なる舞、アローラに感謝を込めて<ダブルレート使用構築>

こんにちは、ウォーターです。

今回は2シーズンにわたって最後までダブルレートで使用したポケモン達を紹介していこうと思います。

細かいところまで推敲できてない部分もありますが、大目に見て頂ければ幸いです。

それでは本文へどうぞ!

 

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<ポケモン紹介>

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ウルガモス@ムシZ

性格:ひかえめ

特性:ほのおのからだ

努力値:H92、B4、C252、D4、S156

           172-×-86-205-126-140

C…特化

S…最速ドーブル抜き

BD…端数

H…余り、A特化ガエンのフレドラ確定耐え

技:むしのさざめき、ほのおのまい

     ちょうのまい、まもる

 

オドリドリの補佐、及び抜きエースにもなれる炎枠。

このポケモンちょうのまいを積めるかどうかで、試合の展開がガラッと変わります。

相手PTにウツロイドがいる時以外はほぼほぼ初手に投げ、舞える隙を伺っていきます。

前に似たような役割として使っていたフェローチェとの大きな違いとしては、最低限の耐久があるので、場に長く居座れることですね。

舞ってフェローチェに集中攻撃されて相手に数的有利取られるより、耐久があるウルガモスで舞って殴りにいける回数を増やした方がいいと気づけて良かったです。

持ち物はムシZにして、相手のトリル展開をクレセの耐久に依存している構築に突き刺せるようにしました。

C特化むしのさざめきZはH振りだけなら確実にクレセリアをもっていくことができます。

 

<技構成について>

むしのさざめき:

Zの元となるウルガモスのメイン技1つ目。

ガオガエンにも等倍なのでZでいいダメージ入るところが素晴らしい。

ほのおのまい:

ウルガモスのメイン技2つ目、かつオドリドリの攻撃技にもなります。

ねっぷうと違って単体攻撃技ですが、隣にオドリドリを置くことでメガガルーラ同じく2回同じ相手にダメージが入り、襷を貫通させることができます

キリキザンドーブルカミツルギの襷に怯えずに済みますし、特攻も50%で上がりますので、ねっぷうよりも採用する優先度は高いです。

ちょうのまい:

自身の積み技、かつオドリドリの積み技です。

先に舞えればベストなのですが、初手にはランドロスなどウルガモスの上からいわなだれを打てるポケモンが当然高確率で来るので、舞うタイミングは見極めなければいけません。

PTコンセプト上必須技。

まもる:

集中攻撃を防ぐために必要な技です。

 

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オドリドリ(ぱちぱち)@ヒコウZ

性格:ひかえめ

特性:おどりこ

努力値:

配分A(17達成時)

H100、B4、C212、D12、S180

163-×-91-159-92-136

C…d4振りランドロスをぼうふうZで確定1発

HB…A特化ガエンのフレドラ確定耐え

HD…C特化サンダーの10万ボルトZをD+1で最高乱数以外耐え

S…余り、S+1で最速130族抜き

 

配分B(変更後)

H100、B4、C196、D12、S196

163-×-91-157-92-138

C…d4振りランドロスをぼうふうZで最低乱数以外1発

HB…A特化ガエンのフレドラ確定耐え

HD…C特化サンダーの10万ボルトZをD+1で最高乱数以外耐え

S…準速ジャラランガ抜き

技:めざめるダンス、ぼうふう

     おいかぜ、まもる

 

電気枠、そしてダブルをガチでやろうというきっかけを作ってくれたポケモン

第7世代のダブルの相棒といっても過言ではないかもしれません。

特性によって敵味方問わず踊り技をそのままコピーして自分が使用するという性能は他にはない独特なものとなっています。

同タイプのサンダーとの大きな違いとしては、次の2つの要素が挙げられます。

ひこう技をメインとして使える

自身の能力を上げることができる

特にぼうふうZでこちらの動きを妨害してくるモロバレルウルガモスの障害となる霊獣ランドロス、積んでこようとするジャラランガなどに大きな負担をかけられるのはデンキZサンダーとはまた違った範囲のあるポケモンとして大いに評価できると思います。

カグヤやレヒレがいるPTには必ず選出。

使っていて難しい面もありましたが、トリッキーな動きができてとても楽しかったです。

ありがとうオドリドリ、ただひたすら感謝。

 

<努力値について>

今シーズンの序盤中盤、17達成時はジャラランガにほとんどマッチングしなかったため素早さよりも火力を優先していました。

しかし、剣盾発売前になって急にジャラランガ入りと3戦に1戦レベルでマッチングするようになったため、配分を変更。

準速ジャラランガを確実に抜けるようにし、先手でぼうふうZを当てられるように。

逆に落とす部分は火力に決め、確定ラインを乱数に甘えることにしました。

(別に最初からこの配分で行けば良かったのでは笑)

 

<技について>

アタッカーのオドリドリの技構成はこの4つで完結していると個人的には思ってます。

めざめるダンス:

オドリドリにとってメインとなる電気技。

残念ながら10万ボルト、かみなりは覚えません。

追加効果こそないものの、威力90あるだけまだ許容範囲。

ぼうふう:

ひこうとしてのメイン技。

命中の関係上、基本素のぼうふうを打たないようにし、めざめるダンスとぼうふうZの2つで攻めていく形になります。

雨PTに対して臆せず打てるのは忘れてはならない。

おいかぜ:

味方のサポートにもなるS操作技。

相手のおいかぜに合わせて使ったり、こごえるかぜでのSダウンを一時的になくしたりするなど、なくてはならない重要な技です。

まもる:

集中攻撃を防ぐために必要な技です。

 

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メタグロス@メタグロスナイト

性格:ようき

特性:クリアボディ→かたいツメ

努力値:A244、B4、D4、S252

           155-196-171-×-131-178

S…最速

BD…端数

A…余り

技:アイアンヘッドしねんのずつき

     れいとうパンチ、まもる

 

PTのメガ枠、別名追加効果の鬼。(勝手に命名笑)

メガサーナイトメガボーマンダ、霊獣ランドロスに強く出れるポケモンとして採用しました。

特性で初手のいかくを完全シャットアウトできる点からウルガモス同様初手にどんどん出していって相手に圧力をかけていきました。

通りが非常に悪い等よほどのことがない限り、ほぼ全ての試合に選出。

なんでこいつダブルで減ってるの?って感じるくらい強かったです。

相手のメガメタグロスとの同速対決に負けないようSは最速一択。

 

<技について>

アイアンヘッド:

メタグロスのはがね技としてのメイン技。

相手に何もさせない可能性がある罪深い技。

しねんのずつき:

メタグロスエスパー技としてのメイン技。

相手に何もさせない可能性がある罪深い技。

(あれ、デジャヴ…?笑)

たまに相手のテテフのフィールドにタダ乗りすることも。

れいとうパンチ:

スカーフ以外の霊獣ランドロスを確実に仕留めるために採用しました。

ダブルで襷ランドロスはほぼいないので安心して打つことができます。

深く考えずただこおり期待で打ってはならない(戒め)

まもる:

集中攻撃を防ぐために必要な技です。

 

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霊獣ランドロス@ジメンZ

性格:ようき

特性:いかく

努力値:H4、A244、B4、D4、S252

           165-196-111-×-101-157

S…最速

HBD…端数

A…余り

技:じしん、いわなだれ

     とんぼがえり、まもる

 

いかく枠、かつ電気と地面の一環も切れる万能ポケモン

シングルでは霊獣ランドロスは使ったことがなかったのですが、実際ダブルで使ってみると本当優秀としか言えないですね、耐性と攻撃面が強すぎる。

PTの潤滑油的存在として十分な活躍をしてくれました。

多くのリザードンになるべく先制できるよう調整は最速にしてあります。

 

<技について>

じしん:

ランドロスのメインとなる技。

ダブルダメになるとはいえ、ガエンやコケコに通る地面技は強いです。

通りがよければ隣にオドリドリ置いて積極的にじしんを打つことも。

いわなだれ:

ワンチャン製造技。

今環境にいるメガリザードンYって耐久に振った遅い個体が多いんですかね?

ほとんどのリザードンに先制していわなだれ打てて、耐えられても怯みで実質突破みたいなの頻繁にあってビックリしました。

とんぼがえり:

襷潰しや木の実調整、後のためのいかく温存など、小回りが利く便利な技。

ただガオガエンと違って速いので、後続に相手の攻撃ダメージが入る点は覚えておかないといけません。

まもる:

集中攻撃を防ぐために必要な技です。

 

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バンギラス@イアのみ

性格:いじっぱり

特性:すなおこし

努力値:H252、A164、B4、D4、S84

           207-192-131-×-121-92

H…ぶっぱ

S…おいかぜ下メガメタグロス抜き調整のガエンをほぼ抜ける

BD…端数

A…余り

技:いわなだれかみくだく

     けたぐり、まもる

 

メガリザードンYを意識して採用しました。

リザードン用に天候を少しでも多く後投げして奪えるよう耐久に振り、持ち物も場持ちの良い半分回復実に。

弱点保険も考えましたが、リザードン用に温存して引くことが多かったため、プレイングとマッチしませんでした。

リザードンが相手にいない時は相手PTによく刺さっている時以外は出さないことが多いです。

きあいだまリザードンは知らない()

 

<技について>

いわなだれ:

バンギラスのいわ技としてのメイン技。

サンダーやガオガエンに対して多くのダメージが期待できます。

竜舞バンギではないため、あくまで全体攻撃技として打ちます。

かみくだく:

あく技としてのメイン技。

ダメおしも選択肢でしたが、あく技は安定した威力の技の方がいいと考え、こちらを採用しました。

けたぐり:

対バンギミラー、カビゴン用。

正直この枠は迷走してました、ステロなど別の技にしてた時期の方が長かったり。

それくらいあまり打たなかったです。

まもる:

集中攻撃を防ぐために必要な技です。

 

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トリトドン@バンジのみ

性格:ひかえめ

特性:よびみず

努力値:H148、B100、C252、D4、S4

           205-×-101-158-103-60

C…特化

HB…A特化メガバシャのとびひざ確定耐え

HD…C特化レヒレのムンフォ確定3発

S…端数

技:ねっとう、だいちのちから

     こごえるかぜ、まもる

 

このままだと水タイプ技にボコボコにされるので入ってきたポケモン

相手にトリルを展開された時のとりあえずのストッパーも務めます。

特性でウルガモスの積みのサポートをしたり、雨パのメガラグラージキングドラの全体技以外のみず攻撃を一手に引き受けたり。

何かと頼れる存在になってくれました。

Cに振らないと本当に火力がないので調整はC特化、少しでも多くのダメージを与えて相手に負担をかけられるようにしてあります。

 

<技について>

ねっとう:

トリトドンのみず技としてのメイン技。

じめん抜群のポケモンからじめん無効のポケモンに交代される相手の一手を防ぐために採用しました。

追加効果のやけど3割も無視できない強力なものとなっています。

だいちのちから:

じめん技としてのメイン技。

トリトドンミラーとなった時に打つ技でもあります。

グラスフィールドの影響を受けないじめん単体技で弱いわけがないのですが、前述通り相手の裏にひこうのポケモンが見える場合はできる限り打たない方が賢明です。

こごえるかぜ:

ちょうはつで無効化されないS操作技。

トリル終わりに打ってSによる縛りを一気に逆転させたり、単純に抜群技として打つなど、使い所は多く存在します。

あまのじゃく、かちきのポケモンに打つと逆効果な点には注意。

まもる:

集中攻撃を防ぐために必要な技です。

 

<選出について>

パターン1

先発:ウルガモス+オドリドリ

控え:メタグロス+刺さってる1体

PTコンセプトを通す時の選出。

相手にランドロスウツロイドがいないとこの選出はしやすいです。

(まあランドロスだらけなんですけどね、現実は)

ゲンガエン軸にもこのパターンで多く選出してたように思います。

ジャラランガ入りにもこれ。

 

パターン2

先発:ウルガモス+メタグロス

控え:刺さってる2体

ランドロスウツロイド入りにはだいたいこの選出。

というかほとんどこの選出だったような笑

裏はレヒレカグヤがいるならオドリドリリザードンいるならバンギラスなど割と自由、特に決まったのはありません。

 

初手についてはこれ以外の選出はあまりしてなかったかと。

 

<キツかったポケモン>

ジャラランガ:

PTにフェアリーがいない関係上Zを決められた瞬間負け濃厚になります。

ジャラランガ序盤から来てくれるなら、たとえガオガエンなどの猫騙し持ちとセットだったとしても、こちらウルガモスちょうのまいオドリドリぼうふうZでどちらに猫騙しがとんできても対応がききます。

(ウルガモス猫騙しがきた場合)

そのままオドリドリがぼうふうZをジャラランガに打って処理。

(オドリドリ猫騙しが来た場合)

ウルガモスがDを上げてくれるため、ジャラランガZをどちらも耐えることができ、次のターンオドリドリのぼうふうZで処理可能。

ただ、後出しで来られると後続のメタグロスの頑張り次第になってしまい、厳しいです。

このゆびとまれもちと一緒に来た時は絶望的。

 

あと何故かは知りませんが、ジャラランガってオドリドリ相手に一切引きもしないし守っても来ないんですよね。

こっちが勝手に守る警戒で変なプレイングして落とした数試合が本当もったいなくて。

これに気づいた後はジャラランガ入りにイージーウィンする試合が続出しました。

 

ルンパッパ、キングドラ:

水の通りの良さをトリトドンの特性で誤魔化しているのでだくりゅうやなみのりなど全体技もちのキングドラトリトドンに有効である草技もちのルンパッパがキツいです。

トリトドンの特性をうまく使って立ち回りで何とかするしかないです…

 

ポリゴン2:

レート最終日にこのポケモン入りのPTに多くマッチングしました。

高火力のかくとうタイプポケモンがいないのでキツいです。

ウルガモスで積もうにもトリックルームで逆にかえされますし。

どうしたら場に居座らせて腐らせられるかずっと考えながら戦ってました。

ただダウンロードで火力上げられるのでなかなか放置しづらかったです。

 

<これまでの簡単な流れ、成績等>

シーズン16

この6体のPTに決まっていなかった頃。

何が最適かまだまだ模索の段階でした。

この頃はオドリドリの相方はフェローチェが担当してました。

最高レート1652

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ちなみに最初にオドリドリを使ってみた時のレート。

こんな時期もありましたね…涙

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シーズン17

序盤でもがき苦しんだあげく、今のPTに。

すると勝率が以前と比べて大幅に上昇しました。

最高レート1710、ダブル初17達成。

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この後15中盤まで盛大に溶かしたのですが、シーズン最終日に100近く戻せたので決してこのPTが弱い訳ではないのかなと思ってます。

画像はシーズン最終のもの。

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そして17達成前、ダブルレートの大規模な大会(ななすけ杯)においてこの構築でなんと17位(9勝1敗、最終レート1612)という信じられないくらい好成績を出すことが出来ました。

周りの錚々たるメンツの中に自分がいて場違い感凄かったですけど、それでも自分がここまで来れたという事実がただ凄く嬉しかったです。

(画像は9戦終わった直後、この後勝利でフィニッシュ。)

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<終わりに>

という訳でここまでご覧頂きありがとうございました!

いかがでしたでしょうか?

自分としては7世代最後に最高の思い出になって良かったと心の底から思ってます。

一人でも多くの人が興味もって下されば嬉しいです。

 

(追記)

7世代最後とか書いてましたが、シーズン18あるんですね、しかもこれで最後だとか。

気分が乗ればダブルレートやるかもですが、今期ほどしっかりとは潜らないと思います。

 

何か聞きたいこと、変な箇所等あればツイッター@waterpokepwprまで気軽にどうぞ!

それではまた!8世代、剣盾も頑張るぞ!