禁伝達の集い〜最高1755、ウルトラファイナル使用構築〜
アローラ!この挨拶ができるのももう今回が最後ですかねw
というわけでこんにちは、ウォーターです。
ブログの方ではお久しぶりですね、期間空いてしまい申し訳ないです。
今回は10月4日〜7日にかけて行われた第7世代最後の公式大会、「ウルトラファイナル」において使用したポケモン達を紹介していきたいと思います。
この大会の特徴としては、「何でも有り」ということです。
禁伝幻含む全ポケモン出場可、同じ種類のポケモン使用可、同じ持ち物重複可、とにかくこの3つを押さえておけば大丈夫でしょうか。
では早速紹介の方へ移っていきましょう!!
(めっっっちゃ長くなってしまったので気をつけて下さいね、申し訳ないです…)
メイン使用構築
サブ使用構築
<ポケモン紹介>
共通
イベルタル@アクZ
性格:メイン→おくびょう、
サブ→ひかえめ
特性:ダークオーラ
努力値:CSぶっぱ
ふいうち、ちょうはつ
選出率No.1のエース的存在。
自慢のアクZで等倍の禁伝達をなぎ倒してくれました。
特にゲンシグラードンを確一にできる点が素晴らしい。
エスパータイプの禁伝に耐久無振りでも安心して後出しできるところが頼もしかったですね。
(技について)
あくのはどう→アクZの元となる技。
フェアリー以外への通りがとても良かったです。
耐久無振りのイベルタルにとって貴重なHP回復技。
イベルタルミラーの時のダメージソースになってくれました。
ふいうち→タイプ一致の先制技。
Aに下降補正がかかってこそいますが、特性によって火力上昇の恩恵が受けられるので、火力不足はそんなに感じなかったです。
ちょうはつ→起点阻止技。
フェアリーアルセウスの瞑想+自己再生を許さなかったり、ゴツメイベルのはねやすめによる回復阻止、ゼルネの積み阻止など使い所は数多くありました。
次のターン確実にふいうちが打てる点も良し。
ゼルネアス@パワフルハーブ
性格:メイン→おくびょう、
サブ→ひかえめ
特性:フェアリーオーラ
努力値:CSぶっぱ
ねをはる、ジオコントロール
ゼルネアスならコレと言わんばかりのパワフルジオコンゼルネ。
ただ火力補正がかかってないと耐久無振りとはいえゼルネもある程度は耐えられるので、ジオコン無双は思っていたよりかはできていた印象です。
大会後半ではアルセウス複数体入りのPTには僕は積極的にゼルネを選出していました。
詳細は下記の別項目に書いてあります。
(技について)
ゼルネアスのメインウェポン。
ジオコンを積んでない時に削れたノーマルアルセウスを倒すため、また後出ししてきた鋼アルセウスと打ち合うために採用しました。
鋼アルセウスには出会わず、またきあいだま自体もそんなに打たなかったので要検討かなと思います。
ねをはる→
起点阻止技であるほえるを封じるためだけに採用しました。
起点作成役のアルセウスや後出ししてきたほえる持ちのゲンシグラードンにこの技が非常に刺さり、ゼルネ無双のいい補助技となってくれました。
ジオコントロール→
スカーフ型でもない限りゼルネアスの生命線と言える最強の積み技。
性格:ようき
特性:テクニシャン
努力値:ASぶっぱ
かげうち、ビルドアップ
とはいえ禁伝の中ではマーシャドーはパワーが足りないため、ゲンシグラードンやイベルタルに簡単に止められてしまっていました。
ただタスキを持ち、行動保証がある高速アタッカーとして終盤のフィニッシャーになると抜き性能は素晴らしかったです。
大会チーム登録してからレベル100にして王冠使うことを忘れてたのに気づきました、しかも2体とも…
ごめんよマーシャドー(;_;)
(技について)
マーシャドー専用技。積み技を全て自分のものにできるので、タスキの行動保証があるうちは相手の積み技については恐れる必要はなかったですね。
ノーマルアルセウスに上から叩き込む技。
ただ確1はとれないことを覚えておく必要アリ。
かげうち→
自分より早いウルトラネクロズマに馬鹿にならないダメージを与えることができます。
ビルドアップ→
マーシャドーの足りない数値を少しでも引き上げるための技。
ノーマルアルセウスをインファで一撃で倒せるようになったり、半分まで削れたウルトラネクロズマをかげうちで処理できるようになります。
相手にかかる圧が高まるという点で非常に優秀でした。
メイン使用ポケモン
ゲンシグラードン@べにいろのたま
性格:いじっぱり
特性:ひでり→おわりのだいち
努力値:ASぶっぱ
技:だんがいのつるぎ、ほのおのパンチ、
ドラゴンクロー、ほえる
アタッカーゲンシグラードン。
ただアタッカーをするにしてはゲンシグラードンは遅いので、多くの人がやってたように耐久に振ってステロ巻きの起点作成として使った方が強かったのではと今は思います。
瞑想大地フェアリーアルセウスに勝てないということも考えていませんでした。
深く考えずに持ち込んだ自分が悪かったです、反省点の一つ。
(技について)
ゲンシグラードンのメインウェポン。
正直じしんでよかったです…
それでも1回も外さなかったのは偉かった。
ほのおのパンチ→
確実にダメージを与えたい場面で使用。
テッカグヤをよく見かけたので良い有効打点になりました。
ドラゴンクロー→
メガレックウザに大きなダメージを与えるために採用。
技の火力が足りず1撃では落とせません…
それでも裏の圏内に入れる最低限の役割は果たせていました。
ほえる→
体力が削れ撃ち合えない場面でもジオコンゼルネアスや大地のない瞑想アルセウスを確実に流すために採用。
自分のようなねをはるゼルネじゃない限りしっかりと起点回避が可能です。
性格:ようき
特性:エアロック→デルタストリーム
努力値:ASぶっぱ
じしん、つるぎのまい
行動保証を持たせたメガレックウザ。
主に初手から出していって相手に大きな負荷をかけていってくれました。
黄昏ネクロズマなどの鋼ポケモン以外に飛行技の通りがよかった点も大きかったです。
(技について)
メガレックウザのメインウェポン。
インファイトのようにデメリットがBDダウンでHPを削る反動技ではない点で使いやすかったです。
耐久はステロ巻かれてなければタスキで誤魔化せるので…
しんそく→
ウルトラネクロズマやジオコンゼルネアスに打つ技。
威力の高い先制技として重宝しました。
じしん→
黄昏ネクロズマや耐久を下げたくない時にゲンシグラードンに打つ技として採用。
耐久振ってる相手には積まないと期待したダメージは出にくかったです…
抜き性能を高めるための積み技。
一般ポケモンのPTに対し強力な抜き性能を持たせてくれました。
削れたジオコンゼルネアスに対しタスキ剣舞しんそくで無理矢理起点にしたことも。
性格:いじっぱり
特性:メタルプロテクト
努力値:ASぶっぱ
じしん、トリックルーム
ジオコンゼルネアス、メガレックウザに対面で勝てる鋼ポケモン。
特性で相手から能力ダウンされないの強いなと思って採用しました。
正直黄昏ネクロズマで良かったです(^o^)
特性が生きた場面が相手のがんぷうでS下がらないくらいだったし(しかもトリル持ちのソルガレオにとってデメリットでしかない)
鋼枠として割と選出できていたのでもうちょっとしっかり考えるべきでした…
(技について)
エスパーとしての主力技。
外れる可能性あるし、フォトンゲイザーが恋しかったです(;_;)
黄昏ネクロズマ対面で弱保警戒で打ちまくったところくらいですかね、印象あるのは…
ミミッキュの皮貫通したり、ゼルネアスやフェアリーアルセウスに打ったりと使用機会は本当に多かったです。
ソルガレオZ、カッコよかったな〜
じしん→
メテオドライブが通らない鋼相手に打つ技。
ただ黄昏ネクロズマに対しては前述通り弱保で返り討ちになるのが怖くて易々とは打てなかったです。
S関係を逆転させる技。
使い勝手が非常に良かったです。
試合の終盤、相手の裏がわかった状況で切り返しとして使用し相手の計算を狂わせることが使ってて強かった印象です。
サブ使用ポケモン
ホウオウ@ヒメリのみ
性格:いじっぱり
特性:プレッシャー
努力値:ASぶっぱ
技:せいなるほのお、ブレイブバード、
じこあんじ、はねやすめ
メインのソルガレオと同じ役割、主に相手のゼルネアス、フェアリーアルセウスを受けてもらっていました。
選出試合も多く、ステロさえ巻かれてなければ無難に役割を遂行してくれていました。
ただ持ち物選択だけは失敗しました、何を考えてのヒメリのみなのか(^o^)
実際に発動した試しもなく、オボンや半分回復実の方が良かったです…
(技について)
せいなるほのお→
ホウオウのメインウェポン。
火傷5割が非常に強く、この技を打つだけで受けとして出てきた相手ポケモンを消耗させたり火傷で弱体化させることができていました。
火傷、引かない時は本当に引かないのでね、過信するのはダメ、絶対。
飛行技としての打点。
岩技のないゲンシグラードンに打つじしんの方が良かったのかもしれません。
ただそうするとメガレックウザに一方的に積まれてしまうので難しいところです…
じこあんじ→
ホウオウの覚える技について調べている時にこの技を覚えることを知り、もしかしてジオコンゼルネアス、瞑想フェアリーアルセウスを起点にできるのでは!?と思い採用しました。
実際積んだ後有効打点のない相手ポケモンに対して鬼のような強さを発揮、そのまま3タテみたいな試合があって本当に強かったです。
ただステロを巻かれていると素のすばやさで相手に負けている場合、そのまま突破されてしまう点には注意が必要でした。
はねやすめ→
回復技。この技のおかげでステロで大ダメージを受けても再びサイクル戦に参加することが可能になります。
ジオコン後のゼルネアスに対しては耐久無振りでもムーンフォースのダメージ量が半分以下に抑えられるため、前述通りじこあんじ後はねやすめを打ち続けることによって起点にすることができます。
岩技がなく、すばやさが遅いゲンシグラードンに対し地面技を当てられるリスクがあることからこの枠はじこさいせいにすべきです。
カイオーガ@あいいろのたま
性格:ひかえめ
特性:あめふらし→はじまりのうみ
努力値:CSぶっぱ
技:しおふき、こんげんのはどう、
れいとうビーム、かみなり
CSによせたゲンシカイオーガ。
ゲンシグラードン、メガレックウザの多い環境においてこいつらに対面で勝てないのは厳しいかなと思っていましたが、実際対面のゲンシグラードンにおいてはあまり不利とは感じませんでした。
裏のイベルタルと組み合わせることでじめん、ほのお技を最小限に抑えつつ天候を取り戻せることに気づいた後はゲンシグラードンがいるPTに積極的に選出することができていました。
(技について)
しおふき→
序盤のゲンシカイオーガのメインウェポン。
受けよりの一般ポケモンが多くいるPTに対し無類の強さを誇りました。
こいつでしおふき打ってるだけで勝てた試合もあって笑うしかなかったですね(^o^)
HPが削れた後のゲンシカイオーガのメインウェポン。
水技は天候の恩恵を受けるため、ゲンシグラードンと違ってこの枠はこれで良かったかなと思ってます。
メガレックウザなどのドラゴン勢や後出ししてきたゲンシグラードンに対して打つ技。
こごえるかぜも候補でしたが、裏に引けずゲンシグラードンと打ち合う場面を考えると威力の高いれいとうビームの方がいいという結論になりました。
かみなり→
オーガミラーや水タイプの相手ポケモンに。
あんまし打たなかったし、この枠をこごえるかぜにしても良かったのかも?
ゼクロム@ドラゴンZ
性格:いじっぱり
特性:テラボルテージ
努力値:ASぶっぱ
技:らいげき、ドラゴンクロー、
ボルトチェンジ、おいかぜ
ゲンシグラードンを入れないサブ構築だとカイオーガが重くなると感じ入ってきたポケモン。
メガレックウザにも対面では一応有利をとれます。
貴重な物理電気ポケモンとして思ってた以上の活躍をしてくれてたと思います。
あく技が等倍なので多かったイベルタルに対して出していけなかったのが辛かったですね…
(技について)
らいげき→
ゼクロムのメインウェポン。
単純に威力が高い一致技としてどんどん打っていました。
肝心の場面で2連で外したことは許さないからな?笑
ドラゴンクロー→
一致技、かつZ技の元となる技。
威力だけならげきりんの方が断然いいのですが、簡単にゼルネアスやフェアリーアルセウスに起点となってしまう点を考え、ドラゴンクローの方にしました。
ホウオウとセットで選出すると決めてるならば、げきりん一択なんですけどね、まあそううまくはいかなかったです。
サイクルを回す時に打つ技。
強い物理技が飛び交う時はサイクル戦をしづらいので必要ではなかったかもです。
他に入れる技の候補がなかったというのもありますが…
おいかぜ→
S操作技。
トリルを覚える相手に対して安易に打たないように!
1戦それで落としました(^o^)
<主な選出について>
選出は基本的には刺さっているポケモンを中心に考えて選出していました。
大会が進むにつれてキツい並びがわかってくると、そいつらが来ると決めつけて選出を絞り考えざるをえなかった場面が多くありました。
ここではキツかった並びへの対抗選出について書いていきます。
一番キツい並び。
上に来るにつれて数多く当たったので対策必須でした。
ステロ巻きにゲンシグラードンが初手に来るケースが多かったですね。
レックが初手に一番安定するのですが、レックがいないサブだと相手のゲンシグラードンは2体がかりで処理することが大半。
オーガは対面だとれいとうビームしか有効打点ありませんが、裏のイベルタルと組み合わせることで天候を取り返すことができます。
メイン選出:初手レック、裏ソルガ@1
サブ選出:初手オーガ、裏イベルマシャ
対アルセウス×3
この大会において最も警戒しなければならない並び。
初日で実際に当たった時や、動画で試合を見るうちに起点作りのアルセウス、アタッカーとなる火力upアイテム持ちのノーマルアルセウス、そして格闘に打点のあるフェアリーアルセウスの3体が多くいるのかなと思いました。
実際いるであろうと考えた鋼やゴーストは1回も見なかったです、水タイプのアルセウスは1度見ましたけども。
最初からアタッカーのアルセウスさえこなければゼルネで大きくかき乱せることに気づくと対アルセ複数体のPTには勝ちを拾いやすくなりました。
以下立ち回り。
メイン
こちら選出初手ゼルネ、裏マシャソルガ
相手初手ノーマルアルセウスの場合
最初はマシャに交代
→起点作成型ならほえる
ゼルネが来たらジオコン+ねをはる
(連続でほえるはしてこないと考えました。
こちらほえる読みでムンフォ+ほえるでマシャが出てきたらインファでステロすら巻けずに退場の恐れがあるため)
ソルガが来たらゼルネ着地後ねをはる+ジオコン
→アタッカーなら剣舞or神速
そのままマシャソルガでサイクル戦
隙を見てゼルネ展開。
相手初手フェアリーアルセウスの場合
そのままゼルネでジオコン。
フェアリーアルセウスのほえるは切っていいレベルかなと思います、多分。
実際1回も遭遇しなかったのは運が良かったです。
サブ
こちら初手ゼルネ、裏マシャホウオウ
立ち回りはメインのソルガ→ホウオウに置き換えたのと同じです。
<キツかったポケモン>
相手してて確実に負けに繋がってた相手ポケモンの型だけここに残しておきます。
・ゴツメイベルタル
一番相手してて辛かったポケモン。
フェアリーポケモンさえいなければ本当に強いですねコイツ…
ゼルネアス選出してない時に出された試合は全て負けてたと思います。
・鉢巻メガレックウザ
マーシャドーを選出していないとガリョウテンセイを打たれているだけで負けです。
・ショック採用のゼルネアス
ホウオウが起点にできず負けです。
メインならソルガレオで大丈夫なのですが…
よりにもよってサブの方で2戦この型のゼルネアスと当たりボコボコにされました。
・カクトウZマーシャドー
マーシャドーにはゴースト技にイベルタルを出して対処しています。
この型だとイベルタルがワンパンされて負けです。
3、4戦この型と当たっていたので対処の仕方くらいは考えておくべきでした。
<最終成績>
メイン(最高最終1732)
◯◯◯×◯◯×◯◯◯◯◯◯×◯
◯◯◯×◯◯◯◯×◯××◯◯×
◯◯◯×◯×××◯◯◯◯×◯◯
3日間計45戦:32勝13敗
サブ(最高最終1755)
×◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯×◯◯◯
◯×××◯◯◯◯××◯◯×◯×
◯◯×◯◯◯×◯×◯◯◯◯◯◯
3日間計45戦:33勝12敗
<感想、後書き>
というわけでここまでご覧頂き本当にありがとうございました!!
自分としては目標としていたレート1700を達成できたどころか1700後半まで行くことができたことに非常に満足しています!
ただやはり事前の考察不足が響いた場面が結構あったので、もうこんな環境の大会はないけれども、大会に参加するからにはしっかりとした考察が必要不可欠であると改めて実感しました。
最新作のソードシールドでも自分の興味をもった大会には出来る限り参加していきたいですね!!
何かあればツイッター@waterpokepwprまでお知らせ下さい!
それではまた!
更新:10/20、最終成績、トレーナーカード等